老健リハビリより 『みんなの【do-ing!】』
リハビリテーション部では数年前より、リハビリ室入口横の空きスペースに壁を作成し、毎月ご利用者さんのリハビリの様子をご紹介しています。
これは「恵泉のリハビリテーションを“見せる化”しよう」とのコンセプトから始まりました。
恵泉のリハビリテーションとは、
『十人十彩』
~ひとり一人の可能性を引き出すことを意識したリハビリテーション~です。
なぜそのリハビリをしているのか? その目的は皆さん違います。
例えば、“編み物”
Aさんは「昔、趣味でしていて色んな物を作ってきた。懐かしいからまた編みたい」
Bさんは「編み物をしていると無心になれる。気になることや不安なことが忘れられる」
Cさんは「子供たちにプレゼントしたい」 etc…
第三者からみると同じ事をしているようでも、目的は人それぞれなのです。
どういう人生を過ごし、どんな価値観を持っているのか、今何を感じていて、何を望んでいるのか…丁寧に話を聴いていくと、思いがけない『想い』に気付かされることが多々あります。
対話を重ねて知った『その方にとっての意味のある活動』
各担当がリハビリの意図や様子をA4用紙1枚にまとまるように、なるべく分かりやすく写真や文字、レイアウトなどを工夫して、
最後に“do-ing!”のロゴを入れています。
これらを、毎月月初にテーマを決めて貼りだしているのです。
作った作品がある時は、作品も一緒に展示しています。
ご利用者さんも自分のことや、作った作品が展示されて、色んな方に見て頂くことで、照れながらもやりがいや充実感を感じたり、他の方のリハビリの様子をみて、
いい刺激を受けて前向きになる方もいらっしゃいます。
当施設に来られた際は「みんなのdo-ing!」、ぜひご覧ください!!
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