お知らせ

リハビリより「訪問リハビリを卒業🌸」

今回3月いっぱいで訪問リハビリを卒業することになった94歳の方をご紹介します。

令和4年1月に転倒した妻を抱きかかえようとして自らも腰を痛め、痛みが強くなり受診したところ、診断は圧迫骨折でした。入院され3月に一旦退院するも痛みが強くなり、再入院、腰椎の手術を受けました。5月に退院後も痛みが続いていたため、7月訪問リハビリの利用開始となりました。

当初、体幹の筋力低下により足元に手を伸ばすなどかがむ動作のあとに、

自力では上体を起こせず、手で押し上げるなど動作面での不自由さが見られました。

また立ち上がり動作などではふらつくことがあり、ベッドの横に手すりを設置していました。

 

下肢、体幹のストレッチ、関節運動、座位での床へのリーチ動作、上体起こし、立位でのバランス練習、屋外歩行練習、階段昇降練習など実施しました。

食事から戻ってきた後や、長い距離を歩いたあとなど、いつも腰の痛みでさすっている様子が見られていましたが、腰痛も徐々に軽減、今ではほとんど見られなくなりました。

また、筋力やバランス能力もアップし、かがんだ後自力で上体も起こせるようになり、4秒程だった片足立ちも左足は20秒、右足は40秒ほどまで出来るようになりました。

外出時には杖を使用していましたが、今では杖なしでお散歩や買い物に行かれるようになりました。

ご本人も自信がつき、一旦リハビリを終了しようと決められました。

卒業間近、一緒にお散歩に行き、満開の桜を見ることが出来ました。

 

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