リハビリで行っている作業のご紹介
今回はリハビリで行っている作業のひとつである「ネット手芸」を紹介します。
ネット手芸はキラキラした糸とネット、あとは太い針を使います。
必要な能力は視力と手先のつまむ力、あとは集中力や構成能力などなど。
ネットを切り抜いてキラキラした糸で飾れば、オリジナルの小物入れやティッシュケースカバーなどが作れます。
ネット手芸は指先のリハビリのためにすることもあれば、作品作りを通して自分に自信が持つことができるようになったり、できた作品を家族にプレゼントすることで家族の一員を実感できる作業にもなります。
こちらの小物入れは両手に麻痺のある方が作られました。
手先のリハビリとしてはもちろん、何もできなくなったと落ち込みが強くみられていましたが、作品が進むにつれて「(これだけできるんだから)何でもできる!」と自信が持てるようになりました。
こちらのティッシュケースカバーは98歳の手芸が大好きな方が作られました。
施設に来てからはここでは何もできないしすることがないとあきらめていましたが、やったことのない手芸で見栄えもきれいだからと始めてみました。作品が完成すると「こんなにきれいなら家族にあげても喜ぶかしら?」と、今では家族にプレゼントしたい一心で4つ目を制作中です。
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