リハビリ日記 ~物作りって楽しい!~
日々の作業活動が、新しい趣味活動につながりました☆
老健にて週三回、個別リハビリで担当させて頂いている90代のHさん。
施設生活はシルバーカーでの移動が自立出来ている方です。
「運動が大好き」「新しい体操を教えてほしい」など、体を動かす事は元々、熱心にされていましたが、作業活動は、誘われた時に一生懸命、取り組むという感じでした。
今年に入り、「リハビリの時だけではなく、自分でも考えてあるもので何か作ってみたい」と話される様になりました。
個別リハビリの度に「こんなのを作ってみたいと思っている」とご自身の発想を、とても良い表情で教えて下さるようになり、空いた時間で色々な作品をお一人で作られるようになりました。
「あじさい」と「カーネーション」
「いちご」
「鈴蘭とヒヤシンス」
ヒヤシンスは、「鶴を折って、それを重ねて芯に括りつけたの」と教えてくださりました。
「七夕飾り」
この七夕飾りも、何か本などを参考にされる事なく、ご自身の発想で作られています。
個別リハビリの時間に作った作品はこちらです。
下絵から色決め、お花紙の大きさを変える事で遠近感を出し、お花紙を丸める作業、色の配置、貼り付けもほぼお一人で考え、仕上げられました。
小さいお花紙は、指ではつかみにくい為、ピンセットを使って器用に用紙へ貼り付けられていました。
「物を作る事って楽しい」「いつも頭の中で色々と考えているから、忙しいよー」と、作品作りに対する想いは尽きることがない様子です。
これからも施設での生活の中で、新しい作品を一緒に考え、形にして行く中で、ご本人らしいより良い生活に繋がるようお手伝いが出来ればと考えています。
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