リハビリより「新聞ちぎり絵に挑戦!」
個別のリハビリの紹介です
80歳代の女性の利用者さん。
入所当初はベッドから起き上がるにも介助が必要な状態で活動性の低い状態でしたが、リハビリを進めていくうちに基本的な動作は自身で行うことができるようになってきました。
少し意欲的になってこられたところで
余暇活動としてなにか楽しみを持って取り組めることをしましょう!
と提案しました。
幼い頃から細かいことをすることが好きで、昔趣味でちぎり絵などを行っていたそうですがもう何年も行っていないと話されていました。
そこで、新聞ちぎり絵の本を見て頂いたところ少し興味を持たれた様子であったため、少し戸惑いがあるご様子でしたが活動を開始しました。
“昔取った杵柄”なのでしょうか
下書きから非常にスムーズに集中して活動に取り組まれていました。
「むずかしいね!」
とおっしゃられながらも次々に新聞をちぎっては貼り進められついに作品が完成しました!
菜の花に一匹の蝶々がとまっている、なんとも“春”らしい作品です。
出来上がった作品を見て
「葉っぱのところが非常に良く出来ていると思う!」
「どんな仕上がりになるかと思っていたが、蝶々が非常にかわいくできた」
「楽しかった!」
とご満悦な様子で話されていました。
リハビリでは、日常生活の活動性を高め、家庭や社会への参加を促し、それによってひとり一人の生きがいや自己実現のための取り組みを支援して、生活の質(QOL)の向上を目指しています。
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