利用者本位の介護技術の基礎Ⅱ(応用編)” 教育研修の開催
-心でつながる介護技術-
11月28日に職員教育の一環として外部講師による教育研修を開催しました。
前回の「利用者本位の介護技術の基礎」を応用編とした内容で、ご利用者の側に立った介護技術(心の通い合う介護)について、2名の先生方にご指導をいただきました。
研修内容は、ベッドから車椅子への 移乗動作介助の際の介護側の体勢の取り方や、応用テクニックについて、介助者も本人も楽に出来、効果的な介助方法について学びました。
移乗動作介助において、まず、利用者本人と向き合い、どのような動きが可能であるか、本人ができることは何か?を把握し、利用者との適切な距離(体勢や移乗方向への重心移動)をとることで、“より安全”で“双方に負担や苦痛が無く”“信頼感を生む介護”が実践でき、双方が満足度の高い介護に繋がること等、知識、技術面での貴重な体験となりました。
また今回は、介助する場合の技術と気持ち(心)の一体化について「心のない介護は作業、技術のない介護は暴力」という気持ち(心)を持つことで、「心の通い合う介護」が大切ではないか。との講師の先生方の言葉が印象的でした。
参加した職員は、日頃当たり前のように行っている介助が、「想像以上に難しい」と感じたり、「なるほど」と思うケースも多く、この研修で普段の介助方法がご利用者や自身にとってどうだったのか、今一度、見つめ直す良い機会となりました。
職員の教育研修は次回も開催されますが、本法人は今後も福祉人材の育成を目指し教育研修を支援していきます。
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※この記事は旧ブログ:スマイルナビ からの転載です
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