お知らせ

老健リハビリより~細かい作業ほど楽しい!!~

新しい作品作りは元気の秘訣です

 

老健にて週三回、個別リハビリで担当させて頂いている90代のHさん。

施設生活は車いすを利用し、フロア内移動が自立出来ている方です。

 

「いつも工作のことを考えている。夢にも出てくるよ」

と物作りが大好きなHさん。

個別リハビリの時間を使って、色々な作品作りを楽しまれています。

 

今年に入ってから完成した作品を、ここで紹介させていただきますね。

 

☆【日の出と丹頂鶴】

「私、山登りしている時に、一回だけ丹頂鶴を見たことがあるのよ。本当に、きれいだったのよ。だから作ってみたい」

と話され、お花紙を丸めて作品を作りました。

作品のイメージ、お花紙の大きさ、色合いもすべてHさまが考えられました。

 

☆布のさくらアート【桜の錦帯橋】

布を張った部品シートから、部品を線通りに切り取り、下絵ボードに貼ります。

これが本当に小さく細かい作業なのですが、

毎回「細かいほど、楽しい!」と笑いながら話され、

作業中はおしゃべりする事は少なく、手元に集中して熱心に取り組まれていました。

 

☆端材利用のちぎり絵【アゲハ蝶】

布のさくらアートの端材も取っておいて、新しく作品にしました。

こちらも色合いや構成など、すべてHさまが考えられています。

 

「残った布は、捨てないでね。これで何か作れるよ。何ができるかなぁ」

と、普通なら捨ててしまいそうな端材を大事にとっておき、新しい作品に仕上げられました。

とても立体的で素敵な作品になりました。

 

これからもいろいろな作品作りを通して、H様らしいより良い生活に繋がる為のお手伝いが出来ればいいな、と考えています。

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